当院で使用する鍼とお灸について


使用する鍼灸道具について、ご紹介いたします。

患者さまの体質、症状に合わせて使い分けています。

〇鍼

①銀鍼

 とても柔らかく、高度な技術を必要とする銀の鍼です。気を調整するときに使います。

 

②ステンレス鍼

 最もポピュラーに使われている鍼です。痛みが出にくく操作も容易なので、大変重宝されます。

 

③てい鍼

 ささない鍼です。皮膚を軽くつついたり

こすったりすることで、効果を発揮します。痛みに敏感な方、鍼の響きが苦手な方はもちろん、小さいお子さまにも使用できます。

〇お灸

①艾(もぐさ)と線香

 米粒の半分くらいの大きさの艾を皮膚に直接のせ、線香で燃やします。熱いと感じたところで艾をとります。昔ながらのお灸として人気があります。

 

②灸頭鍼(きゅうとうしん)に使う艾

 鍼の先に艾をつけて、その艾を燃やすことで鍼に熱を伝える方法を灸頭鍼といいます。鍼がほどよく温まり、身体に心地よい刺激を与えます。

 

③温灸

艾を棒状に固めたものを皮膚に近づけて温めます。広い範囲を均一に温めることができるため、背中などのお灸に最適です。